新型コロナウイルスによるマスク不足

みなさん、こんにちは。院長の小幡です。

コロナウイルスの感染力の猛威に日本列島がさらされています。うちの院内でも次亜塩素酸発生器や、次亜塩素酸噴霧器でウイルス除去に気を付けているところですが、見えないものに対する防御はよくわかりませんね。次亜塩素酸の匂いを嗅ぐと、何となく効いている気はします。

今回は、『マスク不足』の問題で、『マスクの再利用』のお話です。

この時期、いろいろな意味で自分を防御するために、集団の中に行くときは、周りに対してマスクをしているというアピールが必要です。でも、マスクが売っていない。

さて、不織布のマスクは、再利用についてどうでしょうか?もちろん通常は使い捨てですから聞かれたら『推奨はしない、再利用はダメです』って答えますが、無いならしょうがないですよね。

不織布のマスクは、洗濯ネットに入れて普通に洗濯して乾かすと、何度か使用できると思います。不安でしたらマスクを2重にかければいいだけだと思います。前回の新型インフルエンザのマスク不足の時に試したことがあるんですが、柔軟剤を入れて洗濯すると、いい香りで癒されて良い感じでした。どの程度効果があるかわかりませんが、気分的には花粉防御の柔軟剤や、殺菌成分を含んだ柔軟剤の方がご利益がある気がしますよね。
薄くて弱そうなマスクでも、洗濯ネットに入れれば何回か洗濯できると思いますよ。

それと、塩マスクって、ご存知ですか?
医療系情報サイトに投稿のあった塩マスクを紹介します。
英文で論文も出てるんですが、ウイルスにかなりの効果があるようです。塩の結晶がウイルスを破壊するそうです。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5209731/

作り方は、いろいろ難しく書いてますが、30%くらいの塩水にマスクを浸けて乾かすだけで良さそうです。
30%って、飽和水溶液じゃないの?濃いな~って思いましたが、塩の結晶をマスクに付着させるのがミソのようなので、試してみることにしました。論文のデータでは効果はなかなか良さそうです。

要するに塩の飽和水溶液なので、塩は100gの水に30gの塩しか溶けませんから、入れすぎても結晶が沈殿するだけなので、多めでも大丈夫だと思います。一応、30gの塩を量って100mlの水に投入。これに捨てる前の使用済みマスクを浸してみました。
不織布のマスクは水を弾きやすいので、マスクに塩水をつけてツンツンしながら十分に浸るのを待ちます。論文でも『コーティング』って書かれているので、完全に浸み込むイメージではないのかもしれません。ゴムひものところは塩水が付かないようにしました。その後は普通に室内で乾かします。

マスクの部分が塩で痒くならないか心配でしたが、特に問題なく、私に関しては大丈夫でした。
ヘタって毛羽立ってきていたマスクだったんですが、塩マスクにすると、ちょっと硬めのパリッとした感じになりました。通気性も若干減った気がします。もしかしたら隙間が小さくなったのかも?知れません。

痒くなるのが心配な場合は、塩の飽和水溶液をスプレーに入れて、マスクの外側に噴霧して乾かしてもよさそうに思います。

塩マスクの理論を開発したカナダのチェ教授は、塩マスクを商品開発中で、自作の塩マスクは上手く塩コーティングされないし、制作過程でマスクが汚染するからダメだって言っていますが、どうせ塩マスクっていう商品もまだ無いですし、どうせ再利用マスクですし、試す価値はあると思います。

通常のマスクは外す時に手にウイルスが付着する可能性もありますし、ウイルス破壊効果があるというなら、塩マスクは気分的にも試してみるのも良いかもしれません。再利用マスクは不安だって思う方は、一度試してみてはいかがでしょうか?塩は身近にありますから。

以上、マスクの再利用について、でした。